#9長谷川創大

工学部エネルギー科学科 国分寺高校出身

 

12月20日をもって引退しました、副将#9の長谷川です。

僕のアイスホッケー部での4年間は『辞めなくて良かった』この一言に詰まっていると思います。

僕はどちらかといえば結構怠けてしまうタイプ人間なので、自主的にたくさん練習したり、模範となる行動を取るといったことは4年間を通して全然できていませんでした。おそらくそういったことの積み重ねが最後の七大戦での0得点0アシストという恥ずかしい結果に繋がってしまったのだと反省しています。

しかし、コロナによって練習や試合が大幅に減って、1つ下の代は0人になって、パピオアイスアリーナが閉館して深夜に往復3時間かけて移動する羽目になって、自分たちが幹部になった途端に急遽監督が退任してあらゆることが急に変わって、何よりマネージャーを含め同期が10人も減って、とそんな多くの逆境の中で唯一、4年間この部活をやり切ったというのは自分の21年の人生の中でもかなり価値のあるものになりましたし、胸を張れることではないのかなと思います。

もちろん、一緒に4年間やり抜いてくれた同期3人には本当に感謝しています。最初この人数になったときは正直終わったと思いましたが、最終的にこの人数になってから当初からは信じられないくらい絆が深まったなと僕は勝手に思っています。

そして3年0人、4年4人という中で学生リーグ優勝、七大戦3位以上という過酷な目標を背負わされながらも必死に食らいついて急成長してくれた2年生、パピオがないという過酷な状況の中で入部してくれた1年生も本当にありがとう。これからもアイスホッケー部を選んだ自分に自信を持って、このまま1人も抜けずに頑張って欲しいです。後輩たちに偉そうなことを言う資格は自分には全くないですが、やっぱり総じて最後までやり切ってほしいということは伝えたいです。アイスホッケ一部にいると色々と大変なことが降りかかってくるので、自分の役職だったり目標に対して途中で辞めたくなったり中途半端で終わらせたくなることもあると思いますが、ここまでクレイジーで非現実的で刺激的な時間は人生でそうそう無いと思うので、そんな部の一員である時間を大切にして最後まで思い切り楽しんでほしいと思います。それから絶対同期を大切にしてください。自分のことだけでなく、互いに気を配って、高め合って一生ものの仲間になってほしいです。OBとして元気で仲のいい九大アイスホッケ一部を応援することを楽しみにしています。

言いたいことを書いていたらかなり長くなってしまいましたが、最後に、ここまで応援、寄付、他様々な形で支えてくださった監督、コーチ、OBの方々、保護者の方々、その他関係者の方々、皆様の支援がなければ確実に自分は最後まで部活を続けることはできなかったと思います。結果で恩返しをすることができなかったのはとても悔しいですが、この4年間で学び得たことを生かして将来社会で活躍することで恩返しとできるように今後も気を引き締めて頑張りたいと思います。

改めて、本当にありがとうございました。

 

#9長谷川創大